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 今週のキーワード

⇒ 【 保護司 】 

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1.「保護司」の概要について、知りたい⇒「保護司」とは
2.「保護司」に関連する情報について、知りたい⇒「保護司」関連情報


「保護司」とは

 保護司は保護司法に基づき,法務大臣から委嘱された無給・非常勤の国家公務員です。地域社会から選ばれた社会的信望の厚い方々です。
 保護司は,民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性を生かし保護観察官と協働して更生保護の仕事に従事しています。具体的には,保護観察を受けている人と接触を保ち,生活状況を把握した上で,立ち直りに必要な指導や家族関係,就学・就職保護観察に当たるほか,本人が刑務所,少年院等から社会復帰を果たしたとき,スムーズに社会生活を営めるよう,帰住先の環境の調整や相談を行っています。 このような保護司は,全国に約4万9,000人います。
法務省HP内「更生保護を支える人々」 より、抜粋

※また、各地域の保護司会は、地域の防犯ボランティアに協力・連携し、共に防犯活動を行っていたり、保護司会が中心となって自主防犯ボランティア団体を結成しているところもあります。
参照1:自主防犯ボランティア活動支援サイト<全国ボランティア団体検索
(上記の参照ページで「保護司」をキーワード検索すると、保護司会による防犯ボランティア団体が表示されます。)
参照2:自主防犯ボランティア活動支援サイト< 自主防犯活動事例一覧表
(上記の参照ページで紹介されている団体の詳細を一つ一つ見てみると、「関係機関・団体との連携方法」という項目の中で「保護司会との連携」を挙げている団体が多数存在している。)


全国保護司連盟

保護司制度の詳細や、保護司の現況、保護司組織の概要などが説明されたコンテンツがあります。



「保護司」関連情報

日本更生保護ネットワーク

冒頭に紹介した「全国保護司連盟」の他、「日本厚生保護協会」「全国更生保護法人連盟」「日本更生保護女性連盟」「日本BBS連盟」などがネットワークとなっているポータルサイトです。
※BBSとは、「Big Brother and Sisters Movement」の略称で、地域で少年たちと交流したり、非行のない社会環境づくりのために活動している青年ボランティアの方々です。


東京都 青少年・治安対策本部 < 少年院等を出た子どもたちの立ち直りを、地域で支援するための方策について

 東京都青少年問題協議会の提言として、保護司が日々の活動の中で直面する課題の解決を助け、その結果少年の立ち直りが果たされるよう保護司の意見、要望を十分に踏まえてその活動へのサポートを充実させていくべきとし、都の各機関をはじめとする関係機関、団体が参加し、保護司(保護司会)と率直な意見交換等を行うネットワークとして「少年院出院者の立ち直りを図るための保護司活動支援協議会」を設立するべきであるとしています。また、就労・就学の支援などに関わる都の施策や各機関の連絡先などを資料化したガイドブックを作成して、保護司や関係する機関、ボランティアなどが活用できるよう配布すること有効な方策であるとしています。その他、少年が容易に相談できるよう相談機関の機能充実を図るべきだとしています。

参照:
・ 第1回「少年院出院者の立ち直りを図るための保護司活動支援協議会」の開催について
  (H19年4月23日)


・更生保護関係者向け「少年支援ガイドブック」(H20.8月28日)


・非行少年をはじめとする問題を抱える青少年の立ち直りを支援する
 ワンストップセンター「ぴあすぽ」


保護司から見た、社会を明るくする方法(オーマイニュース)

 2008年7月30日、群馬県安中市磯部公民館で実施された防犯研修会講演会では、保護司による講演が行われ、約60人が出席し、安心・安全まちづくりネットワークの役割が議論されました。その講演の様子が書かれたニュース記事です。


「学校と保護司が非行防止教室をはじめ多様な形でかかわる取組」(中学校)

 文部科学省HP内の「非行防止教室等プログラム事例集 」の中の事例の一つです。
 この事例における市内では、学校と保護司の連携が活発であり、市内で20名前後の保護司が各地域の学校と連携しているそうで、この事例の学校では、学校評議員の1名が地区保護司会の会長を兼ねており、保護観察のほか地域の青少年の健全育成活動や学校行事等に積極的に参加しているとのことです。そこで、保護観察所から非行防止教室の開催要請を受けたことから、学校に当該保護司を招いて講話をいただく形式で非行防止教室を実施することとしたのだそうです。



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