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 今週のキーワード

⇒ 【 自主防犯ボランティア 】 


 目的にあったサイトをご覧になることができるよう、カテゴリ分類してあります。以下の目的から選んで⇒の後ろをクリックしてみてください。もちろん、一番上から一番下まで順番にご覧いただいても結構です。

1.「自主防犯ボランティア」について、基本的なを知りたい。⇒「自主防犯ボランティア」とは?
2.「自主防犯ボランティア」は、具体的にどんな活動をしているのでしょう?
「自主防犯ボランティア」の活動事例

「自主防犯ボランティア」とは

 自主防犯ボランティアとは、文字通り、自主的に防犯活動を行っている団体のことをさします。母体は地域の自治会であったり、商店街組合であったり、PTAであったり、老人会であったり、NPOであったりと様々で、主に登下校時の見守りやパトロールを中心とした活動をしている団体が多いようです。しかし中には、学校などと連携して、子ども向けの防犯教室を企画・実施したり、地域安全マップづくりに取り組むなど、積極的な活動をしている団体もあります。

 また、自主防犯ボランティア団体を結成する場合、警察や役所に申請を出すと、様々な形で活動を支援してもらえます。申請の方法や活動支援の内容は、地域によって異なりますので、最寄りの警察署や役所の担当課に問い合わせをしてみましょう。


警察庁 >> 自主防犯ボランティア活動支援サイト

 

 「新たにボランティアを立ち上げたい」「既存の団体に参加したい」「他の団体と情報交換したい」等の要望に応えるために、警察庁が2005年11月11日に開設したサイトです。各団体の連携強化が促進されるとともに、継続的、効率的な活動が行われることを目標としています。
 自主防犯ボランティア団体の立ち上げ方法をはじめとして、犯罪抑止につながった好事例の紹介や、地域安全安心ステーション関連の情報など、とても充実した内容となっており、自主防犯ボランティア団体の方々は必見です。



「自主防犯ボランティア」の活動事例

 先述した「警察庁 自主防犯ボランティア支援サイト」の他、各地方自治体や都道府県警のサイトにおいても、自主防犯ボランティアの活動事例が紹介されているので、身近な地域の事例を知りたい場合は、地方自治体サイトや都道府県警サイトの中のコンテンツを検索してみましょう。
 

 尚、 平成19年12月末現在における自主防犯活動を行う地域住民・ボランティア団体の結成状況等について、警察庁が都道府県警察を通じ調査したところ、防犯ボランティア団体は、全国で3万1,931団体、構成員数は197万9,465人で、前年末現在に比べ団体数で約1.6倍に、構成員数で約1.7倍にそれぞれ増加したという結果が出ました。主な活動としては、徒歩による防犯パトロールや通学路における子どもの保護・誘導活動を行っています。また、自主防犯パトロール車への青色回転灯の装備車は全国で1万3,141台で、前年末に比べ約3.2倍に増加しています。
平成20年2月14日
自主防犯活動を行う地域住民・ボランティア団体の活動状況について (警察庁)

 また、犯罪に強い社会の実現のため、安全・安心なまちづくりの推進に関し、顕著な功績又は功労のあった個人又は団体を顕彰し、もって安全・安心なまちづくりに関する優れた取組を広く普及することを目的した「安全・安心なまちづくり関係功労者表彰」が行われることが、平成17年の犯罪対策閣僚会議において決定し、平成18年から実施されています。(5年間の予定)
☆平成18年 安全・安心なまちづくり関係功労者 内閣総理大臣表彰
☆平成19年 安全・安心なまちづくり関係功労者 内閣総理大臣表彰
☆平成20年 安全・安心なまちづくり関係功労者 内閣総理大臣表彰

平成20年の表彰団体の活動内容を閲覧できるページは、以下の通りです。
○ 泉ヶ丘防犯パトロール隊
○ 大井町地域防犯パトロール隊
○ 岡山ガーディアンズ
○ 北平安レディース
○ 馬橋ご近所付き合い広目隊
○ 札幌屯田防犯パトロール隊
○ 防犯ボランティア「ゆず」
○ 八幡東学区イエローレモン隊
○ 明大前ピースメーカーズ
○ 流山新市街地地区安心・安全まちづくり協議会


文部科学省 >> 子ども見守りナビ

 

全国各地域で実施されている「子どもの見守り活動」を見ることができ、登録件数は2009年2月1日現在551件となっています。


大東京防犯ネットワーク

 

 東京都青少年・治安対策本部治安対策課が運営する、東京都防犯ポータルサイトです。数多くの資料や教材が無料で閲覧・ダウンロードできるようになっていて、とても勉強になります。また、「今月のボランティアさん」「地域防犯モデル事業」などのコンテンツでは、旬の活動事例についての情報を得ることもできます。



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