常設アンケ1 「子どもを取り巻く危険」に関するアンケート 第4回月間報告


■アンケート調査の概要


 第3回結果報告までは、集計グラフなども発表していましたが、今回からは月間報告と致しましては、事故事例の抜粋のみとさせて頂くことに致しました。

■簡易結果報告と考察

 相変わらず、刃物を持った不審者や連れ去り未遂、露出狂などの変質者に関する体験談がとても多かったです。また、子どもによる暴力や、子ども同士のケンカ・ふざけっこによる事故も目に付きました。これについては、各家庭で、しっかり子どもに言い聞かせ、加害者にならないようしつけたり、公園などで子どもと一緒に遊ぶ時は決して目を離さないようにするなどの対策が必要だと思われます。その他、暴力や恐喝、性的犯罪などの加害者の低年齢化も感じられました。

■子どもが巻き込まれてそうになった危険なできごとや、実際起きた事件、事故等 特筆すべき実例

★家庭内事故/転倒(1歳男児の例)
 敷いていた布団の上を、ミニカーを持って息子が歩いていたら、不安定な柔らかい布団に足を取られ、転んでしまった。ミニカーの角で上まぶたの目のふちを切ってしまった。幸い、深い傷ではなく医者にも縫わなくて良いし痕も残らないと言われたが、あと1ミリもずれていたら、目を傷つけるところだった。 布団の上だと柔らかいため、怪我などをしにくく安全だと思われがちだが、足元がおぼつかない子どもにとってはかえって危険なこともあるので気をつけてほしい。やはり、物を持たせながらうろうろさせるのはよくない。

★家庭内事故/誤飲(0歳児の例)
 お客さんが泊まりにきてて、その人が寝るときにタバコを自分の荷物のところに置いたままでそれを食べてしまった。自分たちのタバコは子どもの手の届かないところに置いてあったが、お客さんのタバコのことまで気がまわってなくて、お客さんがきた時でもお客さんにもちゃんと気をつけてもらうように一言、言っておくべきだった。子どもがいないひとだったので、子どものいる私が気をつけなきゃいけないのだなと思いました。

★家庭内事故/誤飲(1歳児の例)
 朝まだ子どもが寝ていたので、部屋に一人で寝かせていたのですが、私(母)の手に巻いていた包帯の留め具の1つが寝ている間に壊れたらしく、半分が無くなっていることに気づいた時には、子どもは起きて、すでにご飯も食べた後だった。急いで病院に連れていった。レントゲンですでに、大丈夫という所まで下がっていたので、安心した。次の日ウンチに出てきたときには、ホッとした。物がもので、尖っているので、真っ青になった。 部屋には一切何も置かなかったのに、思わぬところに危険が・・・。油断禁物。

★家庭内事故/誤飲(1歳児の例)
 目を離した隙に、トイレに行って、トイレにたまっているブルーレットの水を飲んでいた。その後、外からカギをかけるようにしました。家の中でも子どもからは、目を離さないようにしようと思いました。

★家庭内事故/その他(1歳児の例)
 ストーブにイタズラ防止用の柵をつけていたのですがそれを自分ではずして中にプラスチックのおもちゃを入れてしまいました。私はそれを知らずにストーブをつけたらとても臭いガスが出てきました。イタズラ防止をつけていても安心できないな、と思い、それからはストーブをつける前に点検をしてます。

★家庭内事故/その他(3歳児の例)
 その子の父親が電気製品(コタツ)を修理してそのコンセントの切れ端をなにげなくごみ箱に入れていたらその子が拾い上げてコンセントに差し込んだのでショートした。けが等の事故にはならなかったが一歩間違えればという感じです。大人にとってごみ箱はもう捨てた物という感覚ですが、子どもにとってはおもちゃ箱みたいなもの。

★家庭内事故/その他(0歳男児の例)
 パソコンの電源のケーブルを引っ張り、棚においてあったパソコンを落として大泣きしてしまいました。幸い息子には当たらなかったので良かったのですが、なんでも引っ張るのでこれからは注意していかないと危険です。子どもの手に届く範囲に紐を下げない。

★家庭内事故/その他(1歳児の例)
 子どもを隣の部屋で遊ばせたまま、母親が台所でコーヒーを飲んでいた。飲みかけのコーヒーをテーブルに置いたまま、ちょっとトイレに行った隙に子どもが台所に入り、垂れ下がったテーブルクロスを引っ張って遊んでいたらしい。物音に気づき、急いでトイレから戻ってみると、テーブルの上の物がいろいろ落ちていた。間一髪、コーヒーカップは子どもと少し離れた所に落ちたので、火傷や怪我はなかったが、かぶっていたら・・・と思うとぞっとした。ついさっきまではドアの取っ手に手が届かないから台所に入って来れないはずだったのに・・・と言っていた。子どもに絶対はないので、念には念を入れて安全対策をしなければいけないんだなぁとおもいました。テーブルからはみ出るタイプのテーブルクロスは、子どもが小さい間はやめた方がいいかもしれません。

★家庭内事故/その他(1歳児の例)
 前日に使った天ぷら鍋を子どもがコンロに手を伸ばして取り、私が気が付いたときには頭から冷めた油をかぶっていました。 それが熱い油だったら大変な事になっていたと恐怖を感じました。それ以降は使い終わった油や熱湯の入った鍋などはレンジの奥に必ず置くようにしています。

★家庭内事故/転倒(0歳児の例)
 歩行器に入って今までより行動範囲が広がってはいましたが、そこまで動けるとは思っていなくて、自分が家事をしていて、ちょっと眼を離した隙に玄関の所に行ってしまい、10Cmくらいの段差でバランスを崩し、苦しい体勢になり、大泣きしてその声で気がついて慌てて連れ戻しました!!頭から落ちていなくて良かった・・。 育児をする上で、0歳児の子どもの成長は早いと言うけれど本当にそうで、前の日にできなかった事がどんどん出来るようになり、いろいろな事故も起こりやすいと思うので、眼を離さないようにした方が本当に良いです。

★家庭内事故/その他(4歳児の例)
 家の内装工事中に業者が階段に仕事用の道具を置き、それにつまづき、足の指を骨折した。見慣れない人が来るだけで、子どもにとってはイベントになり、日頃よりも注意力が足りなくなるので一層、監視の目を見張りましょう。

★家庭内事故/転落(3歳児の例)
 夫を自宅近くの駅まで送っていく五分程のあいだ子ども一人を残して外出。両親を見送るためかベランダから転落死亡。絶対にたとえわずかな時間でも子どもだけにしてはいけない。日常のことだと思っていても絶対大丈夫はありえない!

★家庭内事故/やけど(1歳児の例)
 子供がコンセントの差込口で遊んでいて、指を差込口に触ったとき感電して、左腕が真っ黒になった。幸い軽いやけどですんだ。使っていないコンセントの差込口は、絶対に塞いで置く。使用中のコンセント口も、ベビーグッヅ売り場に対策用品が売っているので対策しておく。

★家庭内事故/やけど(1歳児の例)
 夕飯の準備をしている時そばいた我が子が、ちょうど魚を焼いていて熱くなったグリルののぞき窓を触ってしまって危うく火傷をしてしまった。今はご飯の支度をしているときは、あまりいい事ではないけれど、興味のあるテレビ番組のビデオをつけたりして、台所に近づけないようにしています。

★金銭強要(7歳児の例)
 6年生の女の子が友達の1年生にお金を持ってくるように命令し、その子は、お母さんのお財布から、1000円をとり、6年生にわたしたそうです。小学生犯罪が、こんなに身近にあるととても怖かったです。絶対に許してはいけない事なので、6年生の女の子を皆で注意し、両親にも伝え厳しく処置しました。

★携帯電話トラブル(16歳男児の例)
 携帯のメールの伝言板に、女の子と偽って書き込みしたら、援助交際の誘いが来てしまい、驚いた弟は正直に男だと名乗ってしまいました。それから、メールでの脅迫が始まり、怖くなった弟と母は私の家へ逃げてきました。携帯も家の電話も知られてしまったので、急いで番号の変更をしたり、警察へ届けたり、1週間ほどうちにいました。少し落ち着いてから、帰って行きましたが、何ヶ月もびくびくしていたようです。携帯メールは便利ですが、相手が見えない分、自分がしっかりしていないと、今回のようなことに巻き込まれてしまうのだと思いました。この一件以来、弟は家族のありがたさがわかったり、ふらふらしていた自分を見つめなおしたりと、少しは成長したようです。

★交通事故(4歳児の例)
 幼稚園のバスを待っている間に、友達とふざけていて歩道から車道へ飛び出してしまった。車の多い通りだったが、たまたま手前の信号が赤だった為、車には轢かれなかった。子どもは待つということが出来ないので、「あまり早くバス停に行かない事」、「バス停ではなるべく手を繋いで待つ事」にするようにしました。

★交通事故(4歳児の例)
 お兄ちゃんの幼稚園へ表現会を見に行った帰り、母親が後片付けを手伝っている間に、お兄ちゃんと一緒に外に出てしまい、幼稚園から外へ出る途中の道路で交通事故(ひき逃げ)にあった。 幼稚園や保育園の中だからといって、子どもだけで外に出してはいけないと思った。

★交通事故(0歳児の例)
 べビーカーで散歩していた時に、曲がり角ってどうしてもべビーカーのほうが先に進入しますよね。その時すごい勢いで車が曲がってきたんです。もう少しで引っ掛けられそうでした 。何とかそれ以来気をつけるようにはなったのですが、どうしてもベビーカーの方が先になりますよね。どうすればびくびくせず曲れるのでしょう。

★交通事故(5歳児の例)
 自転車で遊んでいる時に止まれなくて転んだ際、車が来たので自転車を放置し自分は影に隠れたが、車が自転車に接触した。 子どもは先を読むことが出来ないので、町内や市道を自転車で通るときは止まれる速度で走るよう注意指導を行う。また、万が一の場合は今回のように体だけでもいいから逃げるように教える。

★交通事故(5歳児の例)
 近所の子どもが自転車で道路に飛び出し、車にひかれた。住宅地内の路地なので、車が来ないと思う子どもが多いみたい。家と家の間の通路から、ブレーキもかけずに、飛び出してきます。車の運転手からも全く見えないので、飛び出せないように、ガードをつけてもらいように要請し、自転車は通りにくくなったので、安全になった。

★交通事故(7歳児の例)
 私が運転中、下校途中の子どもを見つけたので、雨も降っていたので拾って帰ろうと思い,左車線に車を止め子どもに声を掛けました。気づいた子どもが喜んで駆け寄ろうとしたとき、右車線からきた車にぶつかりそうになりました。2メートル位手前で急ブレーキの音と共に車が止まって、運良く子どもは無事でした。あの時は本当にビックリして、血の気が引くのが分かった程でした。そして、声を掛ける前に確認するべきだったと反省しました。子どもは私の所へ行く事で頭が一杯になってしまって、右左を確認する事なんてどこかに行ってしまっていたのだと思います。道路などでは特に安易に声を掛けるべきではないなとつくづく思います。

★交通事故(6歳児の例)
 自転車で歩道を走っている時、歩いている人を避けようとして車道の方へ転び車に跳ねられそうになった。 前に人がいる時は自転車のベルを鳴らすか、自転車から降りて先に行かせてもらうようにすることを子どもに説明した。

★交通事故/チャイルドシート不着用(0歳児の例)
 スライド式の扉の車でしっかりとしまっておらず、尚且つチャイルドシートも着用しておらず、道路に転がり、死亡した。必ずチャイルドシートを着用することが大事。

★子どもによる暴力(3歳児の例)
 友達の男の子が階段から私の子を押したんです。始めは私も見ていたので、軽くしかったりしていました。でも、そのこの親には友達でしたが言えませんでした。言ってしまうとふいんきが壊れそうで・・.でも数日後・・「ドドドー」と、いう音とともに息子はかいだんの下へ。幸運にもタンコブですみましたが、私は、心臓ドキドキでした。友達も謝ってくれ、こんな事になるなら、もっと早くにきちんと注意してもらえばよかったと後悔しました。付き合いを考えしまいがちですが、やはり、自分の子は、親が守るしかないですよね!!言って、嫌な顔をする親ならそれまでの付き合いで終わらした方がいい時もあるとおもうようになりました。言いたい事をいえる間こそママともだちです!!

★子どもによる暴力(8歳女児の例)
 男の子が突然後ろからとび蹴りしてきたのでお友達の女の子が雪玉で応戦しようと投げたら、その雪玉を男の子が手で受け、それを娘の顔に至近距離から投げつけた。目の横に当たり赤く腫れた。実は長女が中学でいじめにあった時、手を打撲させられたり、ストレスによるアトピーの悪化から網膜変性になり、2年後には網膜裂孔になりレーザー治療を受けた事があります。また二女も4才の時女の子の3人グループに毎日突き飛ばされお尻を紫にして帰ってきたり、5才の時は、男の子の投げた雪玉が耳に入りその後融雪石が鼓膜まで入り込み取れないため全身麻酔の手術で取った事があります。その他にも男の子の乱暴でお腹や腿が腫れあがり内出血して完治まで3週間以上かかった事もあります。クラスの子が石をぶつけられ頭を縫った等の事例もあります。このように、子どもの乱暴による危険な怪我も多いので、親や教師は子ども達に顔を狙う事の危険性や人に対する思いやりについて責任を持って子供達に伝えて行くべきだと痛感しています。ただこのような行為を繰り返す子ども達の親は、子どもとの心のつながりができていない場合がほとんどで、子ども達は寂しさや妬みから乱暴な行動に出る場合が多いようです。親の方は自分の子の乱暴を知らなかったり聞かされても認めない場合が多く、結果子どもに善悪を考える機会も与えず、親子の触れ合いもせずと中々解決には道が遠い場合がほとんどです。これからの時代は、自分の子も人の子も、同じように心の成長を見守り育てあえる社会を作る努力をする事が大人に必要であると考えています。

★自転車事故(5歳児の例)
 自転車の後ろに子どもを乗せたまま母親がすぐそばの八百屋に買い物に行ってしまい、子どもが動いたので自転車は倒れ子どもは落下し怪我をした。親は子どもを自転車から降ろすのは結構面倒になってしまい、ちょっとならと乗せたまま離れてしまう事が多い様です。でも、子どもはじっとしているはずもないし、例え本人が動かなくても風が吹いたりすれば倒れてしまいます。この場合不幸中の幸いなのが倒れた所に車が来なかった事です。倒れてそこに車が来たらひかれてしまいます。ちょっとの事だからと思わず、必ず子どもは降ろしてから用を済ませたいと思いました。

★転倒事故(2歳児の例)
 雨の日の夜、主人が子どもを抱っこしてコンビニに入ったら足元が滑ってバランスを崩し子どもを落としてしまい、子どもはそれで、頭の骨を折ってまいました。 それからというもの、なるべく子どもを歩かせるようしました。お店をやっている方は店内が滑らないように気をくばってほしい。

★転落事故(9歳児の例)
 古井戸に落下し、死亡。 その井戸は、施設の敷地内にあり、施設は塀で囲われていた。また、井戸にはふたがされていた。それでも事故は起きた。井戸に限らず、溜め池や道路など危険なところをなくすことができない以上、子どもに危険を充分理解させる必要がある。

★不審者による暴力(10歳男児の例)
 4年生の男の子が、若い男にトイレに連れ込まれボコボコになぐられ、服を脱がされて写真を取られるという事件が近所でありました。男の子の小学生でも、性的な事件に巻き込まれることがあるんだ。。と思った。

★不審者遭遇/家宅侵入未遂(9歳児の例)
 マンションの廊下でのことだが、宅配業者らしい男性が戸口までつけてきて、「おかあさんはいるの?」と聞いてきたらしい。「いる。」と答えたら戻っていったそうだが、もし「いない。」と言ったらどうするつもりだったのか・・・ たとえ家に誰もいなくてもいるふりをするように、子どもには言ってある。「おとうさんがいる。」とかうそでも言いなさい、と。

★不審者遭遇/家宅侵入未遂(7歳児の例)
 下校してきたとき自宅の前に車が止まっていたそうです。お友達と何気なく車を見たら、男性が2人乗っていて包丁のようなものを持っていたので、慌てて自宅の鍵を開けて家の中へ入り鍵を閉めたそうですが、その車の男性が玄関まで追いかけてきてドアをドンドンたたいて「空けろ」と言ったそうです。とにかく危険を感じたので外の様子を見ながら庭へ脱出して助けを求めたそうです。ちょうど寒い冬だったので、隣家である私の家は窓も締め切り子どもがキーボードで遊んでいたせいもあり、そのときの状況にまったく気が付きませんでした。このことから、何か事件が起きた時の隣家への連絡方法を教えたり、防犯ベルを持たせるとうことは我が子にも絶対必要と思いました。

★不審者遭遇/連れ去り未遂(2歳女児の例)
  友達の女の子がいなくなりました。私も実際にその場にいたのですが・・。ちょっとの時間にいなくなりました。あわてて、みんなで、探したところ、なんと、道路にいたのです。聞いてみると,「おばさんが、おいでといったらしいんです。2歳なため、まだはっきりとはいえなかったのですが、ばばが、来い来いって言った。と、言ってました。 公園では、やはり、おしゃべりに夢中になってしまう事がよくあるので、はなしながらも、子どもは見てる!と、いう、当たり前のことに心がけています。以前はこれが出来ていなかった。また、誰のコだから・・・。ではなくて、みんなのコという、意識を持つようにしました。

★不審者遭遇/連れ去り未遂(7歳児の例)
 知らないおじさんに、手を見せてといわれ、手を出すとひっぱて車に乗せようとした。幸い振り切って逃げたのですが、親があれほど知らない人には注意するように言っていていたのに・・・現実味がないのでしょうか?テレビのニュースなどを一緒に見て、まず現実に本当にあることなんだと理解させることに勤めました。

★不審な電話(6歳児の例)
 宅配便やゲームの会社を装って、『お子さまへのお届け物があるので、住所の確認をさせてください』『お友達の〜ちゃんの住所を教えてください』という住所を聞き出す為の悪質電話が地域の学校の生徒の自宅に数件ありました。学校より緊急電話連絡網の管理についての注意のお手紙が配布されました。以前は住所も載せていましたが、今は、生徒の名前と電話番号だけが書いてあります。お友達の住所がわからないと不便もありますが悪質ないたずら等に使用される可能性があるためしかたがないのだと思います。

★アレルギー(22歳成人の例)
 抗生物質のアレルギーによる、呼吸困難。その人に「合わない抗生物質」によるアレルギー症状は、一度目のは軽く痒みや発疹で済んでも、二度目はその抗生物質への抗体が体内で出来ており過剰に反応する結果、全身に発疹が出来たり、熱が出たり、我が子のように呼吸困難な状況まで引き起こす。一回目の投与時に軽い症状でも出れば、それの「薬の名前」を医者か薬局に問い合わせ、「健康保険証にメモ」っておき、投薬を受ける際に必ず医師に告げる。

★アレルギー(4歳男児の例)
 もともと、ピーナッツにアレルギーを持つ甥っ子。自分でもそれは理解していたが、親戚の家へ父親と泊まりに行ったとき、そこの家のお仏壇に供えられているお菓子を親戚のこと食べた。運悪く、ピーナッツが練りこまれていた為、強いショック症状を起こし救急病院に行くことになった。不幸中の幸いというか、吐き気ももよおしたため、胃の中のものが全部出た為に点滴のみですみました。いくら自分のアレルギーを理解してるとはいえ、そこは子ども、練りこまれているものはわからず、更にお供え物だったのでこっそりいたずら半分で食べたらしい。親も、自分の目の届かないところでも食べ物を口にする年になっていたのに「もっと詳しくアレルギーのことを教えれば」と反省した。本人も今回のことでそれを食べるとどうなるかが、分かったみたいだ。

★その他(8歳児の例)
 お祭りの時、お寿司がもらえるので、たくさんの長い行列で並んでいたら後ろから押されて子供どもがころびそうになり、もう少しで将棋倒しになるところでした。ただというのはこわいです。子どもとは並ばないほうがいいと思いました。

★その他(9歳児の例)
 町を歩いていて、前を歩いていた若い女の人のリュックにつけていたアクセサリー(キーホルダーみたいなものをジャラジャラ下げていた)が子どもの目に当たり、傷がついた。(眼科で治療して治りました)人と距離をあけて歩く、子どもの視点にたって、気をつけてあげる、ということが大事。

★その他(3歳児の例)
 買い物に行こうと子どもと支度をしていたら(5分くらい)子どもが玄関の鍵を開けて外に出てしまっていた。マンションなので建物の中にいると思って、一生懸命探していたら(何人かで)線路を越え、近くの幹線道路(交通量の多い)を横断しようとしていた。幸い同じマンションの住民がくるまで通りかかり、無事に保護してきてくれたので大事には至らなかったが、交通事故に遭っていたら(発見が遅れていたら可能性大)と思うとぞっとしました。面倒でも子どもが自分で鍵を開けられるようになったら、チェーンを一時期はした方が良いなって思いました。