特定非営利活動法人 子どもの危険回避研究所

沿革
NPO法人としての目的と活動内容、役員名簿 所長プロフィール、設立のご挨拶
  名称:特定非営利活動法人 所在地:東京都新宿区北新宿
FAX:03-5386-7467 E-mail:info@kiken-kaihi.org
 
沿革
理事長(所長) 横矢 真理(よこや まり) プロフィール
 
 日本大学芸術学部放送学科卒。(株)リクルートを結婚退職後、平成2年より、主婦の立場を生かした考現学的商品研究とともに、子どもを取り巻く危険や環境に関する研究に携わる。「抗菌防臭靴下についての研究」「子ども用サバイバルスーツの提案」「校内履きを見直す」などの研究で、商品科学研究所他より受賞。
 平成11年より、「親子で生きる力を養う」ためのサイト「子どもの危険回避研究所」(http://www.kiken-kaihi.org/)を主宰・運営し、子どもに関わる事故・犯罪・暴力・健康・環境などの情報を提供し、生活安全教育の普及をライフワークとしている。
今までの講演例講演依頼フォーム
著書「犯罪の危険から子どもを守る!」(学研)、「まさか」の犯罪・事故からわが子を守る7つのルール」(講談社)など多数。
・東京大学生産技術研究所 目黒研究室 研究員
・大阪教育大『学校危機メンタルサポートセンター』共同研究員
・科学技術振興機構「系統的な『防犯学習教材』研究開発・実践プロジェクト研究員
日本安全教育学会・日本市民安全学会・日本犯罪社会学会・日本犯罪心理学会・日本被害者学会
警察政策学会『市民生活と地域の安全創造研究会』研究員
・東京都 『福祉のまちづくり推進協議会』委員
・三菱総合研究所「製品認証ビジネスに関する検討会」委員(経済産業省)

【過去の所属委員会】
・(東京都) 港区教育委員会委員 (2008年7月まで1期:4年)
・(財)社会安全研究財団 『子どもに対する被害防止教育に関する調査研究会』委員
・経済産業省 『子どもの遊具・服装に関する安全規格原案作成委員会』委員
・東京都 『商品等の安全問題に関する協議会』委員
・東京都 『子どもの事故予防ソフト作成検討会』委員
・文部科学省 『学校への不審者侵入時・通学路における事件発生時の危機管理マニュアル作成』執筆協力者
・文部科学省 『地域で子どもを見守る全国ネットワークシステム検討会』委員
・東京消防庁 『児童に対する防火防災教育の推進に係る検討委員会』委員
・東京消防庁 『東京都住宅防火対策推進協議会』委員
・警察政策学会 『市民生活と地域の安全創造研究会』 研究員
・東京消防庁 『子供の事故防止対策検討委員会』委員 (〜2006年3月)
・東京消防庁『エスカレーターに係る事故防止対策検討委員会』委員
  (〜2005年3月)
・こども国連環境会議推進協会 実行委員会 委員
 (JUNECフォーラム2005 プレセミナー実行委員会 委員) (〜2005年8月)
・国土交通省・経済産業省『自動回転ドアの事故防止対策に関する検討会』
 委員(2004年4月〜6月)

【過去の受賞歴】
・1990年 『抗菌防臭靴下についての研究』(商品科学研究所/商品研究大賞奨励賞:小宮山直美との共同研究)
・1991年 『同上論文』((財)衣服研究振興会/衣服研究奨励賞)
・1992年 『幼児用サバイバルルックの提案』(商品科学研究所/商品研究大賞奨励賞)
・1993年 『ファッションで創るファミリーアイデンティティー』((財)衣服研究振興会/ファガー賞最優秀賞)
・1994年 『小学校の「校内履き」を見直す』(商品科学研究所/商品研究大賞優秀賞)
設立のごあいさつ (所長 よこや まり)
<1999年6月25日設立時の ごあいさつです>

私はこわがりです。小学校の頃は、自転車は公園でしか乗ってはいけないと言われていました。公園までは自転車を押して行くのです。

 結婚するまでは「もし人をひいたら、(キリスト教の)シスターになるって言いそうだから 車の免許は取ってはいけない」と父に言われて、ちょっと不満を感じながらも、言われたとおりにして育ちました。
 なので、とってもこわがりです。
 では、私の子ども達はどうでしょう? 子ども達は近所の子の移動が自転車だから、自転車はどうしても必要だと言います。なので、練習して乗るようになりました。

 でも、私は子どもが自転車ででかけるのが心配でしょうがなかったのです。ふと近所でみかけると、友達とスピードを出していたり、こけてきたりします。

 大きくなってくると、自転車で友達と遠くまででかけるプランが持ちあがりました。自分が苦手なので、どうアドバイスしていいかわかりません。おまけにちょうどそれは私が手術をして入院していた時期だったので、なんとかあきらめてくれる方法はないかと考えていました。

 同じ病室の先輩ママには「男の子の親だったら、通らなくちゃいけない道よ」と励まされました。
 どうしましょう。。

 そんな時、息子は一緒に行くつもりの友人のおとうさんに呼ばれて、こんな約束をしたと報告してきました。
まず、どの道を通るのか、地図とスケジュール表を作ること
目的地に着いたら、電話をしてくること
途中で何かトラブルがあったら、無理をせずに、交番に相談して自転車を預かってもらって、電車で帰ってくること
これをきちんと守ったらだいじょうぶだって。約束するから、行かせてくれ。と目を輝かせています。
 私は感激しました。そういう指導をすればどれだけ危険を減らせるでしょう。

 子どもにはチャレンジさせた方がいいのは分かっていたのです。その道を作ってくれた友達のおとうさんに心から感謝しました。わざわざうちの子を呼んで一緒に話してくれた心遣いにも頭が下がる思いがしました。
 そうして、地図を作って、何度か打ち合わせをした後、往復8時間のツーリングに行って帰ってきた息子は一回り大きく成長したような気がします。

 母親はたいていとても心配性です。危ないことはやめさせたいと思うでしょう。
 でも、その時々に、その子に見合ったアドバイスができれば、きっと今後生きていくために、自立するために、チャレンジした方がいいことは多いでしょう。

 私たちは、そういうアドバイスができるように、親子で考える機会と情報を提供できる場を作りたい、そんな思いでこの「子どもの危険回避研究所」を作りました。

 今、私は子どもの自転車用のヘルメットを研究中です。ヘルメットなんてカッコ悪いから嫌という子ども達がもうちょっと自然にかぶれるものを作れないかな?と思案するのが楽しいのです。

 私は9年前から商品研究の論文を書いています。
最初は「抗菌防臭加工」って本当に効果あるの?という疑問から、友達と研究を始めました。
そして2つの賞をいただいてから、家族の、特に子どもの役にたつものを研究してきました。
7年前には消防士さんの使う難燃素材の中から良いものを選んで「子ども用の防災スーツ」を作りました。
5年前には「学校の上履き」を研究しました。子どもがひざを痛めたことがきっかけですから本気で調べました。でも興味のあることなので、研究は楽しいです。良いものを探し当てたり、つきつめていくと宝探しをしているような気分になります。
防災スーツ 上履きの研究
そして、研究を通じて知ったことの中にはみんなにも知って欲しいな!と思うことがたくさんあります。

→学校や園で使う防災頭巾に、かわいいお手製のカバーをかけていませんか?
 せっかくの難燃素材の頭巾に綿のカバーをかけると効果は減少します。
 火の粉が乗った場合、綿は燃えます。火が燃え広がると、密着している頭巾にも火がついてしまいます。そして難燃素材に一旦火がついたら、火の勢いが強くなった場合、毒ガスが出ることがあるのです。

→学校の上履きは、何となく決められたものを使っていませんか?
 実は上履きにもたくさんの種類があります。底の薄いものは、体育館で使う場合には特に不向きです。底の薄い靴で激しい運動をすると、貧血になる可能性もあるようです。また、きついものや大きすぎるものを履かせていると、子どもの足が変形したり、ケガをしやすかったりします。

 色々疑問に思うこと、不安に思うことの正体を見極めて、それを改善する道を考えることは生きていくために必要なことだな、と経験を通じて思いました。

 そんな私の長年の夢だった「子どもの危険回避研究所」を立ち上げることができて、今とてもハッピーです。友達と、そして子ども達とあれこれ考えながら、充実したページになるよう努力していきます。

 遠くの人と一緒に相談し合うのもずいぶん楽になりました。
 インターネットを使えば、情報は最新のものを集めることができるでしょう。
 どうか皆さんも、「こんなことが不安なんだけど」「こんな危ないことがあった、みんな気をつけて!」ということがあったら教えてください。一緒に、楽しく「危険回避」について考えていきましょう! 1999年6月25日
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