ベビーカーで外出する際の危険 


トピックス ベビーカーで外出する際の危険 アンケート結果 報告

 2008年10月8日〜2008年10月22日に実施いたしました「ベビーカーで外出する際の危険に関するアンケート」におきまして、たくさんのご協力、誠にありがとうございました。今回のトピックスでは、ご応募いただいた65名の方々のご意見や体験談など(延べ150件余)をまとめ、その結果をご報告させていただきます。

 残念ながら危険な体験をしてしまった方が、その貴重な体験談を私たちのためにご提供くださいました。それらのご経験を無駄にしないよう、幸いにもまだ危険な目に遭ったことのない方々が今後も危険な目に遭わないよう、ぜひご参考になさっていただければと思います。

 また、一人でも多くの子どもたちを危険から救うことができるよう、このトピックスの内容を読んだ方々が、できるだけ多くの方々にお知らせしていただければ嬉しいです。

今回のトピックスは、あくまで「アンケート調査結果のご報告」にとどまっていますが、ベビーカーについては、今後もトピックスで継続して取り上げていく予定です。皆様も、ご意見や体験談などございましたら、どんどんお寄せ下さい。
info@kiken-kaihi.org (件名「ベビーカーについて」)


1.エスカレーターに乗せてもいいの? → 危険が多いことが改めて浮き彫りに
 皆さんの体験談やご意見の中で、一番多かったキーワードが、「エスカレーター」。
 街のあちこちにあるエスカレーター…ママやパパたちの気持ちとしては、「ベビーカーでは階段は昇れないので、エスカレーターを使うしかない」「エレベーターを探すのが大変だし、見つからなければ仕方がない」など、「危ないとはわかっていても、どうしようもないんです・・・」というお気持ちの方が多い反面、「実際に危険な体験をしてしまいました」という方や、「とても危険なのでやめてほしい」というご意見も多数いただきました。

事故ニュース
2008年8月、 横浜市金沢区の新交通システム「シーサイドライン」並木北駅の上りエスカレーターにおいて、ベビーカーに乗った1歳の女児が負傷する事故が起きています。利用客が、 ベビーカーに女児を乗せたままエスカレーターに乗ったため、ステップ(踏み台)の 段差部分に圧力がかかり、終端付近の安全装置が作動してエスカレーターが緊急停止してしまい、ベビーカーが傾き、乗っていた女児が右ほおを踏み台にぶつけてしまったとのこと。幸い女児は軽傷だったそうです。

体験談1−1: 下りのエスカレーターに乗せようとしたら、危うく転落しそうに!
子どもが小さいころ、デパートではめんどくさがってエスカレータにベビーカー乗せていたが、ある時下りのエスカレー ターで乗せそこね、あやうく子どもごと下の階まで落としてしまいそうになった。(42歳男性)

体験談1−2: 危険なのは子どもだけじゃなく、ママもケガ?!
ベビーカーでエスカレーターに乗った時にベビーカーに気をとられて自分の足を捻挫した。(29歳女性)

体験談1−3: ちょっとのつまづきが、他の人を巻き込む事故になる可能性も
一度だけボ〜ッとしていてエスカレーターの上りの時一番上でつまずいてちゃんと上がれず後ろの人にぶつかったことがある。もっとつまずいてたらベビーカーごと落ちてたかも?乗ってはいけないのは知っているが面倒なのでやっていた。(40歳女性)

体験談1−4: 自信満々だったパパも危険な目に・・・。
夫が強引にベビーカーでエスカレーターに乗ってしまった時のこと。エスカレーターから降りる際に、ベビーカーの後車輪に夫が体重をかけて前車輪を浮かせて降りるつもりだったのですが、タイミングが悪かったことと、想像以上に子どもが重くて前車輪を上手く浮かせることができずに、降り口でつっかかってしまい、非常に慌てたことがありました。(37歳女性)

対策1−1
電車やバスを利用する外出の場合は、基本的にはベビーカーを使わず、抱っこで外出しています。(37歳女性)

対策1−2
抱っこ派で、ベビーカーで出掛けることは殆どありませんでした。私は心配性なので、階段やエスカレーターでは子どもを抱っこして、ベビーカーを担いでいましたし、買い物等では通路をふさいでしまうため、ゆっくり見ることも出来ない気がし、かえって不便を感じてしまうため、保育園の送り迎えだけに利用していました。(41歳女性)

対策1−3
初めて行く場所はネットでエレベーターの有無やおむつ換えの場所を事前に確認する癖を付けていました。(27歳女性)


2.エレベーターなら、安全? → エスカレーターより安全度は高いのですが、残念ながら100%安全ではありません。
 エスカレーターをベビーカーのまま利用することは危険であるため、エレベーターを利用する、という方が多いと思いますが、エレベーターでも事故は起きているので、注意して利用して下さい。

事故ニュース
 少し古いニュースではありますが、2003年11月17日には、福島県本宮町の国道4号にある「万世(ばんせい)地下歩道」の地下部分から地上に出るエレベーターで信じられない事故が起きています。このエレベーター女性がベビーカーに自分の男児と知人の幼児(ともに1歳)に乗ろうとしたところ、ベビーカーの先端部がエレベーター内に入ったところで突然ドアが閉まり、ベビーカーを挟んだまま上昇開始してしまったというのです。女性はあわててベビーカーから男児を抱えて外側床部に降ろし、次に知人の幼児を降ろしましたが、エレベーターは残ったベビーカーを乗せたまま、1階まで上昇。 しかしなんと、その間、先に助けられた男児がエレベーター下部の穴に入り、約1メートル下の床まで転落してしまったのです。この男児は、口の中と頭部に切り傷や打撲など全治2週間の傷を負ってしまいました。

体験談2−1: エレベーターの入口は躓きやすい
エレベーターに躓いたり挟まったりすることもあるので、もっと何かスムーズな動きが出来るように工夫されるといいなあと思います。(37歳女性)

体験談2−2: ドアに挟まれてしまいそうで、怖い
エレベータで降りる人を待ってから自分が入るとき、開けるボタンを押しながら入ることができない。もし出る人が寸前まで開けるボタンを押しているとその人がボタンから手を離して降りたらドアが閉まってしまう。降りた人が好意で押さえてくれていたときは別。(39歳女性)

体験談2−3: ベビーカーや車椅子優先を心がけています
一番困ったことは、エレベーターに乗るときに、たとえば、1階で待っていて、地下から乗ってくる人でいっぱいになってしまったりしていてずっと待たなければいけなかった。ベビーカーや車椅子の人は、ほかに手段がないので、優先エレベーターがあると有難かった(新宿高島屋など)逆に自分が子供と一緒ではないとき、ベビーカーの方が待っていると自分は降りてエスカレータを使いましたが、降りるのはいつも私だけでした。もう一人くらい降りてくれたらベビーカーが載せられたのにと思いました。(39歳女性)


3.ベビーカーのベルトをすり抜けて、子どもが転落 → きちんと装着しないと、とても危険です。
 ベビーカーのベルトは、お子さんが嫌がるからという理由で装着していなかったり、緩めに装着していたりするケースもあり、転落する事故も起きています。また、きちんと装着していたつもりでも、少し目を離したすきに、お子さんが自分で外してしまうこともあるようです。多くは軽傷で済んでいるようですが、転落した場所によっては、重傷を負ってしまうケースも考えられます。

体験談3−1: まだ「たっち」も「あんよ」もできない赤ちゃんでも、転落してしまうことも
上の子が6ケ月に満たない時にベビーカーから体を乗り出して落下。それ以降、必ずシートベルトの着用を遵守。(46歳男性)

体験談3−2: 買い物中は、要注意!
上の子供が1歳と2歳の時2度、買い物中など少しベビーカーから離れたすきにベビーカーから立ち上がり背もたれにもたれかかった事でベビーカーが倒れ、子供もおもいっきり転倒した。ベビーカーのシートベルト締めてはいるのですが、きつく締めると子供が嫌がるので少しゆるめにしているため子供が抜け出してしまいました。もともとベビーカーなど固められるものが嫌いな子です。さすがに2度体験すると、買い物には子供を連れて行かなくなりました。 (30歳女性)

体験談3−3: これから購入を考えている方は、肩ベルトがあるものがオススメ
つかまり立ちが出来るようになった10ヶ月頃以降、ベビーカーで立ち上がろうとして危険な事がよくあります。腰のベルトだけのベビーカーなのでどうする事もできず、目を離さないようすごく気をつけてます。肩からのベルトを義務づけた方がいいと思いました。(25歳女性)

体験談3−4: 子どもが自分で外してしまうこともあるので、要注意!
子供が3歳の時、ベルトを付けているにも関わらずベビーカーの上に立ち、落ちそうになった。日除けのカバーで子供が見えない事があるので、ベルトをはずしてないか気をつけて見る様にしている。(28歳女性)

体験談3−5: ベルトが外れていなくても、子どもの動きには注意が必要
腰ベルトが抜けなくても、ぐずりだすと体を左右に大きく投げ出したりするので買い物中は陳列棚やPOP等に頭をぶつけそうになったり・・・
買い物中はご機嫌でいられるよう、仕方なくお菓子を持たせたりしています。(37歳女性)

体験談3−6: おじいちゃん・おばあちゃんにも、ベビーカーでの注意をお話しておきましょう
子どもをベビーカーに乗せるときは必ず、ほんの少しの間でも、ベルトを締めてください。うちのおばあちゃんは、子どもが1歳の時、「ちょっとだから大丈夫」と思って、上りエスカレーターにベビーカーのベルトを締めずに子どもを乗せ、上に着いたとき段差に引っ掛かりベビーカーが斜めになって子どもがずり落ち、そのおかげで立ち止まったので、後ろの人に次々とぶつかり、ちょっと危険でした。普段ベビーカーをよく使うママならこんな失敗はないのかもしれませんが、たまにしか使わないおばあちゃんとかだと、ママが注意してあげないと気付かないことが多いのではないでしょうか。(41歳女性)


4.ベビーカーに荷物をひっかけてもいいの? → なるべく避けましょう
 ベビーカーのハンドル部分に荷物をひっかけていたために、ベビーカーが倒れて、お子さんがケガをするという事故も多く起きているようです。ベビーカー用フックも市販されているので、取扱説明書通りに安全に使えれば便利でしょう。しかし、ハンドルに荷物をひっかけたままその場を離れたり、あまりにも重い荷物をひっかけては危険です。

体験談4−1: 荷物より子どもを先に降ろすと、ベビーカーは転倒します
ベビーカーのハンドルに、市販のフックを付けて買い物袋などをぶら下げたままで、子供を先にベビーカーから降ろしたときに、ぶらさげていた重みでベビーカーが倒れ、上の子にぶつかってしまいました。幸いケガが無かったので大事にはいたりませんでしたが、何度かベビーカーを倒したこともあり危険を感じました。

体験談4−2: 重量オーバーは、とても危険です
ハンドルの部分にフックをつけていますが、そこに重い荷物をかけすぎて子どもを乗せたままひっくり返りそうになったことがあります。座って泣いていた子どもをあわてて抱き上げて残ったベビーカーが荷物の重みでひっくり返ってしまったことも。(36歳女性)

対策4−1
先に荷物から降ろすように気をつけています。ベビーカーの座席の下に物を入れるところがあるのですが、もう少ししっかりした作りで、物をたくさん入れることができたら安全だと思います。(38歳女性)


5.電車やバスに乗る時、たたむ?そのまま? → いずれにせよ、危険があることを知りましょう。そしてマナーも大切に。
 電車やバスには、ベビーカーをたたまなくても乗せることができます。これは、私たち保護者にとっては、とてもありがたいことですね。このように社会全体が、子育てを支援して下さる方向に動き始めていることは、嬉しい限りですが、ベビーカーをたたむにせよ、そのまま乗せるにせよ、いろいろな危険があることを知っておくことは大切なことです。実際に、電車のドアに挟まれたまま発車してしまった事故が、何件も報道されています。
 また、いくら社会がベビーカーを受け入れてくれるようになってきたとはいえ、私たち保護者も、マナーを守ることが大切です。マナーを守るということは、犯罪にも事故にも遭う可能性を低くすることにつながっていくのです。

体験談5−1: 子ども二人を連れての外出は、ベビーカーに気を取られて、上の子が危険な目に遭ってしまうことも
先日電車から降りる際、ベビーカーがホームと電車の間にはまってしまい、焦ってる間に上の子が乗ってくるお客さんにぶつかって倒れてしまいました。他の方が助けてくださったので大丈夫でしたが、駅によっては2歳くらいの子なら落ちてしまいそうなくらい電車とホームの間が広いところがあって恐いです。(29歳女性)

体験談5−2: 電車の中でも、子どもの目線に気をつけて
電車の中で乗客の方が持っている鞄が、揺れるとよくぶつかりそうになっていました。 (43歳女性)

体験談5−3: 大変な時は、周りの方に助けていただく
電車から降りるときに、段差のおかげでうまく駅に降りれずに他の方のとっさの補助を受けたことがあります。 とっさの補助を受けていなかったら完全にはさまれていました。(34歳女性)

体験談5−4: バスにベビーカーごと乗せたら、子どもが車酔い
バスは、ベビーカーをそのまま載せることができるようになり、ベビーカーを載せて、付属のバンドで座席に留めることができた。でも一回載せたら死ぬほど吐かれた。つまりバスはイスにサスペンションがあるから揺れないあるいは揺れても吸収するが、ベビーカーの直載せはすごくゆれが伝わり、子どもには苦痛。

体験談5−5: 折りたたんで乗っていても、事故がありました
最近は公共交通機関でもベビーカー持参のママも増えてきました。子連れでも好きなところへ行けるのはうれしいものです。けれども、ベビーカーも凶器となりうることを自覚しておくべきだと思います。 折りたたんだとしても、視界の不十分なお年寄りがこれに躓いてバランスを崩したり、ぶつけて怪我をする場合もあります。昨日、バスに乗り合わせて、そのような光景を目の当たりにして、気づいていないママもいるのだなと思いましたので。(46歳女性)

対策5−1
電車の乗り降りで隙間と段差があるときにはまったりつっかかったりしないように少し緊張してやっています。ドアにはさまれたり、そのまま動き出してしまったりしないように。(36歳女性)

対策5−2
電車やバスを利用する外出の場合は、基本的にはベビーカーを使わず、抱っこで外出しています。(37歳女性)

対策5−3
電車への乗降は、なるべくすいている電車(各駅停車)・車両(一番や前や後ろの車両)を選ぶようにしている。(混雑する電車は乗り降り時に鋏まれる可能性があるので)(36歳女性)

対策5−4
混んできたときは、極力たたむようにとのことだが、たたんでそれを足で挟んで、子どもも抱えては大変だし、転倒したら危ないので、混むシチュエーション自体を避けた。

対策5−5
ベビーカー利用で電車に乗る場合には、時間帯や混雑度などを考慮している。また、可能であれば、ベビーカーをたたんで乗車できる体制になれるように準備。(36歳女性)

対策5−6
周りの人たちが親切な気持ちを持ってくれるか、邪魔だと思われるかは、こちらの態度次第だと思う。いくら空いている車内とはいえ、ベビーカーを平気で通路に何台も並べて平気で座っておしゃべりしているママ仲間などを見ると、子育て経験者の私でもちょっと。。。と思う。公共の場では迷惑をかけないような態度を心がけて欲しいと思う。(36歳女性)


6.街の中の、普段は気付かない危険 → 交差点・段差など、ベビーカーでは特に注意が必要です!
 普段、歩いている時には気付かなかった危険に、ベビーカーだからこそ気づいたという方が多くいらっしゃいました。

体験談6−1: 小さな段差ほど気づきにくく、よく引っかかる
歩いていると感じないほんの少しの段差に、良く引っかかりました。段差が小さければ小さいほど、普段全く気にとめないので引っかかりやすかったです。 前輪が引っかかっても、すぐには止まれないので、つんのめった形で後輪が持ち上がってしまい、よく子どもがマグマグを落としていました。 おもちゃ類はひもを通してベビーカーに繋いでいたので大丈夫でした。子どもも実際に落ちることはなかったんですが、落ちかかった事は何度もあるので、股ベルトは必ずしていました。(43歳女性)

体験談6−2: 曲がり角では、ベビーカーが先に出てしまうことを忘れずに
・道路をベビーカーを押して歩くとき、小さな路地などの横を通るときは、要注意だと思いました。自分ではなく、ベビーカーが先に出てしまうので、必ず自分が横前方に出るようにして、確認していました。小さい道こそ、急な自転車などの飛び出しがあるので怖いと思います。(39歳女性)
・ 歩道や道路では、ど真ん中を歩くのは危険です。かといって、建物側に寄り過ぎると、突然車が顔を出してくることもあります。真ん中と端っこの中間を歩き、カドの死角や車のエンジン音に気をつけてください。(21歳男性)

体験談6−3: 建物から歩道に出る時などは、自転車に注意
建物(施設)から歩道にでたときに、猛スピードで通行する自転車とぶつかりそうになった。 その後の対策は・・・施設からでるときには、ゆっくりとでて、左右確認をするようにしています。 (36歳女性)

体験談6−4: ガタガタ道は子どもに負担
ガタガタ振動が大きいところはゆっくりベビーカーを押して欲しい。頭がすごい揺れて子供が可愛そう… (28歳女性)

体験談6−5: 夏の道の照り返しは、ベビーカーを直撃する
ベビーカーは地面からの距離が近いので夏(川崎)は、照り返しでものすごく高温になりました。犬がお散歩出来ないような温度の時、(路面が40度を超えていそうな時)は極力出かけないor短時間で済むようにしましたが、どうしても出かけなくては行けない時は、たくさんお茶類を飲ませていました。 ベビーカー用の保冷シートも利用しました。(43歳女性)

体験談6−6: 雪道は危険
冬に秋田県に帰省した時は、困りました・・・ 通常のベビーカーは雪道を走らないんです・・・雪が詰まるみたいで、タイヤが回らない。ソリみたいに押す感じになります。 地元の人たちはみんな車で動くので需要もあまりないようでした。結局、次年度は外国製のアウトドア仕様のバギーを1台買いました。雪道や舗装されていない道でも平気でしたが、おおぶりで普段の生活には不向きでした。(43歳女性)

体験談6−7: 交通安全と防犯、どっちを優先するか迷ってます
自転車とすれ違うのが怖い時があります。あと、商店街で、自動車の通行が禁止されている時間帯なのに、車が通ることがあります。夕方のその時間帯は買い物客の自転車も多く、ただでさえ怖いのに、通行禁止のはずの車がスピードを落とさずに通るので、止まって過ぎるのを待つようにしています。ベビーカーというものは、思ったより幅を取るものなので、できれば交通量の少ない道を選びたいのですが、幼い子と二人きりだと、人通りの少ない道を使うのも、迷ってしまいます。(36歳女性)

体験談6−8: 自動改札を通る時の危険
ベビーカーを押して自動改札を通った時、パスネットの残高が足りないのに気づかず、挿入して止まらずに入ろうとしたら、こどもの顔の直前で、閉まった。(40歳女性)

体験談6−9: 歩きたばこは、子どもの目線
危険を感じたことは、子どもが1〜2歳の頃、街の中をベビーカーを押して歩いていた時、歩きながらたばこを吸っている人が、無意識にちょうど子どもの顔の高さに火のついたたばこを、持ってきていたこと。ぞっとしたので、すぐに離れました。それ以後は、ベビーカーを押す時に、周りに十分気をつけるようにしました。(38歳女性)


7.周囲の方にお手伝いをお願いする? → 「お手伝いしてほしい」「お手伝いしたい」・・・でも?
 エスカレーターもエレベーターもないようなところや、電車やバスの中など、ママが一人では大変な時には、思い切って周囲の方にお手伝いをおねがいすることはよいことだと思います。また、周囲の方も意外に「お手伝いしてあげたい」と思って下さっているようです。しかし今回のアンケートにおいて、お手伝いしていただく側からも、お手伝いしてあげる側からも、不安な声があがっています。

体験談7−1: 手伝っていただけるのはありがたいのですが、不安を感じることも・・・
危険とまではいきませんが…電車や階段で手を貸してくださる方がいますが、ベビーカーの弱い部分例えばリクライニング部分を下から持ち上げられたり、カチャッとはめる前部分の安全バーを引っ張られたりしてドキドキした事があります。特に前者はベビーカーはA型で子供がまだ腰も座ってなくぐにゃぐにゃな時期でよく寝てたりして…手伝ってくれてありがたいんだけど赤ちゃんへの衝撃を考えるとやはり危険だと思う。(39歳女性)

体験談7−2: 手伝ってあげたいんだけど、怖くて手伝えない・・・
ベビーカーにお子さんを乗せたまま階段を昇り降りしているお母さんをみかけると、お手伝いしましょうか?と声をかけたくなります。ですが、もし私が一緒に持って足を滑らせて事故が起きたら…、と心配になり、いつも声がかけられず、せめて何事もないよう見守っています。(41歳女性)

体験談7−3: 一人でがんばってベビーカーごと階段を上り下りしています
いまだにどうしても階段しかないところもありそういうところでは子どもを乗せたまま持ち上げて上り下りしますがベビーカーごと階段を転がり落ちたりしないように足下に気をつけて慎重に歩いています。でも全体的にベビーカーは煩雑なので、ひとりで出かけるときは基本的に抱っこひもで出かけています。(36歳女性)
→研究所より一言。
ベビーカーごと持ち上げる場合は、持つ場所に注意して下さい。外れやすい部分もあります。詳しくは、ベビーカーの取扱説明書を確認しましょう。


体験談7−4: 上の子に、お手伝いをお願いする時は、慎重に
うちは上に二人お姉ちゃんがいるので、ベビーカーを押したくて仕方がないのですが、もちろん路上では危ないし、たとえショッピングセンターの中でも、ベビーカーを押させたりしないようにしています。どうしても手が離せない時は、ベビーカーを止めた状態で、ちょっとだけここを押えてて、とお願いすることはあります。(37歳女性)

体験談7−5: 子育てを経験している私たちに、もっと頼ってほしい
娘はベビーカー卒業しましたが、利用時は色々大変なことがあると実感しましたので、困ったことがあったら他人の私たちにも助けを求めてほしいと思います。(30歳女性)