事故防止対策チェック!もう一度盲点を探してみよう 


トピックス 事故防止対策チェック!もう一度盲点を探してみよう

  去る3月27日、東京都が以下のような報道発表をしましたので、お知らせいたします。

「折りたたみ椅子等の安全確保について」を報告 商品等の安全問題に関する協議会

(上の文字をクリックした先のページに、事故例や提言などが発表されていますので、家庭における子どもの事故防止対策の参考にして下さい。そのページの下の方には報告書PDFファイルへのリンクもあり、報告書の詳細を閲覧することもできます。)
※事故状況再現試験の映像は、こちらをクリックして下さい。

 この「商品等の安全問題に関する協議会」とは、東京都の委嘱を受けた消費者、事業者、学識経験者等で構成する商品等の安全問題に関する協議会で、子どもの危険回避研究所・所長の横矢も委員として会議に出席しております。昨年10月から「折りたたみ椅子等の安全確保について」をテーマに計5回の協議を重ね、先日、東京都に報告書を提出しました。
 この報告書によると、PIO−NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、過去10年間で折りたたみ椅子に指を挟む危害件数は、指切断10件、挫傷等13件の計23件で、他の折りたたみ製品に比べ多く発生しているという情報が蓄積されており、重大な指切断事故の10件中5件は、12歳以下の子どもだったということです。 当研究所ではこの点を重要視し、広く皆様方に警告いたします。ぜひ、この報告書の詳細をごらん下さい。

 そして、この発表をきっかけに、子どもが事故に遭ってしまいそうなモノや場所はないか、今一度周りを見渡してみていただきたいと思います。指はさみ事故は折りたたみイスだけで起きているわけではありません。また、折りたたみ式の商品はイスだけではなく、様々な商品が存在するのです。お子さんや近所の保護者の方々などと一緒に話し合って危険を回避できるよう対策を考えてみて下さい。

 また 、当研究所では、「子どもの事故防止対策と防犯対策」に関するメールアンケート」を実施いたします。賞品も準備しておりますので、ぜひご協力下さいますようよろしくお願いいたします。
詳細はこちらのページで

「子どもの事故防止対策と防犯対策」に関するメールアンケート