「子ども事故予防センター」をご存知ですか?


トピックス  乳幼児のママたち必見!「子ども事故予防センター」(東京/池袋)

 乳幼児のママにとって、育児はヒヤッとする毎日の連続!とくに初めての子育てを体験中の新米ママたちにとっては、信じられない出来事(トラブル)ばかりでしょう。子どものすることは、本当に予測がつきませんものね。
 そこで、新米ママたちに、ぜひ一度訪れて頂きたいのがココ!「子ども事故予防センター」です。ここを見学すれば、子どもたちが巻き込まれるトラブルについて、いろいろな情報を得ることができます。たくさんの情報を知っていれば、子どもの行動にも予測がつくし、それに対して、予防策を講じることもできるでしょう。

 場所は池袋保健所の2Fになります。詳しい説明は、豊島区 生活ガイド> 子ども・教育 >子ども事故予防センターをご覧下さい。


センターの内部はこんな感じです!

おうちで、すぐに役立つ資料がいっぱい!!

 子どもの身の回りに起こりうる危険の数々を、写真や図でわかりやすく説明した資料が、所狭しと掲示されています。もちろん、その回避法や対処法の説明もばっちり!乳幼児に対する人工呼吸や心臓マッサージ、誤飲してしまった小さなオモチャなどを吐き出させる方法まで、イラストでわかりやすく説明されています。



なんとモデルルームが!

 驚いたことに、モデルルームが併設されているんです!居間、台所、浴室、トイレなど、一般家庭がうまく再現されています。本当にとてもよくできていてビックリしますよ!モデルルームに2階はありませんが、階段まではちゃんとあるんです。だって、子どもの危険から「階段」は外せませんものね!

 左の写真は「居間」と「台所」です。窓には「窓辺の危険」、テーブルには「テーブルの危険」が掲示されているので、とてもわかりやすく勉強になります。

 また、危険の回避方法として、市販のセーフティグッズをはじめ、ママでも作れる「手作りセーフティグッズ」も設置されています。(扉、窓、引出しなどのロック用)

 このセンターは、とてもこじんまりとしたつくりで、とくにモデルルームは本当に「我が家」のような雰囲気なので、小さなお子さん連れでも安心して見学できますよ。近所のママ友達数人と訪れてみるのもよいかもしれませんね(^^)  

実例がたくさん!写真で詳しく説明されてます。

 実際に、このモデルルームで、子どもたちに遊んでもらったような写真で、様々な危険が指摘されています。その子どもの年齢も明記してあるので、本当に参考になります。

こんなことも危険なのね。。。と再認識!

 これは、実際に市販されている缶ジュースと酒類の空き缶です。こうして並べてみると、本当に見分けがつきませんよね。誤飲で心配なのは、洗剤やボタンやタバコだけではないのですね。少し年齢が大きいお子さんも、こういったものの誤飲が心配になってくるわけです。勉強になりました。
(ちなみに、この写真上部に少しだけ写っているのが、いわゆる乳幼児の誤飲の例です)

これが手作りセーフティグッズ♪

 コレ、何だかわかりますか(^^? 牛乳パックで作ったコンロのダイヤルガードです。なるほど、これなら子どもはイタズラできませんね!
 但し、牛乳パックは燃えてしまう可能性もあるので、ママも気をつけて!コンロを使用する際には外してどこかへ保管した方がいいかもしれません。  

お風呂でも誤飲が心配。。。

 お風呂の危険と言えば、溺死事故や転倒事故などがまず思い浮かびますが、誤飲も忘れてはならない事故です!洗剤やカビ取り剤など、誤飲の量によっては、死に至る可能性もあります。まずは、誤飲事故が起こらないようにするのが先決ですが、もし起こってしまった時のために、対処法もしっかり勉強しておきましょう!この写真は、それぞれのモノ別の誤飲対処法です。(モデルルームの浴室のタイルに掲示されています)

掲示板で様々な情報を閲覧することができます!

 センター内には掲示板が2つあり、それぞれにいろいろな情報が掲示されています。「年齢別・怒りやすい事故例」がイラストで説明されていたり、事故件数がグラフで表示されていたり、中には、「咽喉にミニカーがひっかかっているレントゲン写真」なんていうショッキングな資料も掲示されていましたよ!

 また、ここを訪れたママたちが、自分たちの育児で経験してしまった危険な体験談などをカードに書いて、画鋲で貼っていくスペースもあり、これを読むだけでも、育児に役立ちます!

チャイルドシートの展示や書籍閲覧コーナーも!

 チャイルドシートが法制化されて久しいので、もうみなさん着用している方がほとんどだとは思いますが、「これから買おうと思うんだけど、いろいろあって迷ってます」なんていう新米ママは、このコーナーをぜひチェックしてくださいね。チャイルドシートの選び方のポイントが書かれている他、実物も展示されているので、とても参考になりますよ!

 その他、食べ物のカタチや香りをマネした消しゴムが「誤飲注意」として展示されていたり、各関連機関の研究資料や、過去の子どもに関する事故の新聞記事スクラップや、諸々の参考書籍も自由に閲覧することができます。