2. 育児サークルに参加しました
保健婦さんによる自宅訪問の時に、2つの育児サークルを紹介していただきました。1つは保健所で月に2度開催される「すくすく広場」というサークルです。内容は日替り(親子体操、離乳食講座、歯磨き講座などなど)で、3〜4ヵ月分のスケジュールは保健所に張り出されていていつでも確認できます。余った時間は貸し出されたおもちゃなどで自由に遊ぶことができます。また希望者は身長や体重も計ってもらえます。もう1つのサークルは、自宅の近所にある「こども文化センター」という所で月に1度開催される「くりんくりんクラブ」というサークルです。ここは「すくすく広場」よりは少し少なめの人数ですが、毎回保健所から保健婦さんが来て下さり、楽しいお歌やゲーム、体操などを指導してくれます。両サークルとも日時が重ならないため私は両方に通うようになり、あんなに退屈で悶々としていた日々が嘘のように活発で楽しい毎日に変わりました!「くりんくりんクラブ」では、近所にたくさんのお友達ができ、毎日代わる代わる遊んだり、たまには「すくすく広場」でできた少し遠くのお友達の家に遊びに行ったりもしました。
たくさんのお友達ができて良かったことは、他のママたちの育児と、自分の育児を、良い意味で比較できるようになったことです。自分が善かれと思って子どもにしていたことが実は逆効果だったり、「こんな方法もあるんだ!」と気付かされたりするわけです。困ったことや疑問等は、おしゃべりの中で自然に話し合いになり、ママたちみんなで意見を出し合い、一番良い方法を考えたりもしました。そんなふうに生活するようになってから、今まで一人でイライラしていたのが嘘のようにおおらかな気持ちになれました。子どもを叱るときも、感情にまかせて怒鳴ったり体罰を与えたりせず静かに言い聞かせるようにすると、子どもも自然にイタズラをしたりかんしゃくを起こしたりしなくなりました。やはり、子どもは敏感に母親の精神状態を察知しているのですね。つまり、ママがイライラしていると子どもとの間に悪循環が起きてしまうのでしょうね。
幼児虐待のニュースを聞くと、大抵は「加害者の実母は初めての育児でノイローゼ気味だった」と報じられているように思います。そんな時私は、「何故もっと誰かとコミュニケーションをとらなかったのだろう…」と無念を感じます。私だってもし一人で育児に負われていたら、きっとノイローゼになり、子どもにあたってしまっていたことでしょう。世のママたちはみんな多かれ少なかれ育児に対して悩みを持っているはずです。「何故私だけがこんなに苦しまなければならないんだろう…」なんて思っているママ、今すぐお友達を作ってお話してみましょう。きっと気持ちが晴れることと思います。*地域の育児サークルは、保健所に問い合わせるか、無料で配布される地域のローカル新聞の掲示板などで見つけることができます。