千葉県東葛飾郡 沼南町立大津ヶ丘中学校 PTA広報誌 
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!私たちの子どもが危険!(危険回避について)
*はじめに
 今年に入り、全国各地において不審者による事件が発生しています。近隣市においては誘拐事件が発生し報道で大きく取り上げられました。私たちの住む大津中学区内でも、痴漢・露出狂・誘拐未遂等が発生しています。その他生徒達を取り巻く犯罪も多発しています。
 学校やPTAでは、防犯対策を進めていますが、いくら取り組んでいても、生徒・保護者が危険であると言う意識がなければ、犯罪に巻き込まれる危険性が高まります。
 PTA本部では、輝沼祭の当日パソコンルームにおいてPTAホームページの紹介と生徒を対象に生活危険度測定を行いました。
 生活危険度測定は、自分自身がどれだけ危険な状況にあり、どんなことに注意して生活したら良いかを知ってもらうために行いました。生活習慣危険度社会関心衰弱度悪への接近度心身疲労度住環境危険度を測る50の質問に答えてもらい、参加した生徒には、その場で判定結果をみてもらいました。
*総合生活危険度測定の結果
約140人の生徒が生活危険度測定を行い、有効回答131人について表とグラフにしてみました。
1. 2割強の生徒が「危険が迫って〜かなり危険な状態」にあるという結果に
2. 「このままなら大丈夫」の生徒は、 50人しかいません
3. 「ハイ」の回答が多かったワースト10中には、心身疲労度を示す項目が目立ちます

*感想
 この結果は、生徒全員のものではありませんが、ある程度大津中生徒の傾向を示していると考えられます。
 ワースト10をみると生徒の心身疲労度を示す結果が多く入っています。心や体が疲れていると犯罪に巻き込まれる危険性が高まります、これは大人も子どもも同じです。10位までの質問は家庭で十分注意する事で改善できそうなものが多くあります。 
 社会・経済が不安定な時代であり、生徒達が人間関係や将来に不安を抱いています、こんな時こそ保護者や先生がしっかりした行動をとり、子供と向き合い話し合える関係になることが大切なのではと思います。
*おわりに
 この生活危険度測定は、「子どもの危険回避研究所」横矢所長のご厚意により実施することが出来ました。(横矢さんの著書「危険回避・被害防止トレーニング・テキスト」より引用)
 同テキストに関心のある方または生活危険度測定を受けてみたい方は、上記ホームページをご利用するかPTA本部に相談してください。

PTA本部生活習慣危険度チェック
30台以上あるパソコンが生徒で一杯!ご来場どうもありがとうございます。
左)危険度チェックのシステムを作成した副会長の鈴木さん
前夜ほぼ完徹で完成させたそうです。