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物を大切にする心 (まる)


 私は学童保育で指導員をしている「まる」と言います。指導員歴はまだ4ヶ月程度ですが、少年野球のコーチ時代からあわせると6年くらい小学生を見てきています。その中で、今回は環境問題について書きたいと思います。

 環境問題といっても、リサイクルなどは世間に浸透していますが、子どもたちにはリサイクルする前に、「物を大切にすること」を教えていただきたいです。今の施設の子どもたちは、物を大切にするというよりは、物を壊す・捨てる・片付けない子どもたちが多いように思えます。例えば、おやつがまずいといってすぐゴミ箱に捨てる、マンガ本をハサミで切り刻む・投げつける、トランプや将棋の駒を外に向かって投げるなど平気な顔をして行っています。そうした子どもに聞いてみると、「壊れたり、無くなったりしたらまた新しいのを買えばいい」というのが大半です。時代も流れといえばそれまでなのですが、物が沢山あるのはいいことだけどその反面“もったいない”ということばが消えつつあるというのが悲しいことです。

 両親が共働きでなかなか親子関係が築けなかったりする家庭が多いと思いますが、ハード面ばかり整えるより、ソフト面をもう一度見直すことが重要でないでしょうか?