「父親の育児について・子どものしつけについて」の男性のご意見抜粋

★母親とうまく役割分担を。

・しつけに関しては子どもが混乱するといけないので、母親と一環してだめなことはだめというようにしてます。子育てについてはやはり日中母親がほとんど子どもの面倒をみているので、子どもはどうしても母親にべったりになるのが少々寂しく感じます。ただ自分としては、やはり子どもにもそれをみている妻にも休日ぐらいは密に関わりたいので、親子、家族の時間をとても大切にしているつもりです。一緒の時間を共有することで多分お互いかけがえのない信頼感、絆を強められると思います。 なかなか母親のようには接すること出来ませんが、父親しかできないことを見つけながら子どもと向き合っていきたいなと思ってます。

・子どもが大きくなるにつれ、父親の育児の重要性も増してくるように感じている。特に、子どもを外に連れ出し、自然のなかで遊ばせるなど、母親とは違った面で、父親の役割は大きくなるのではないだろうか。
しつけをするにあたっては、子どもを追い詰めることがないよう気をつけたい。父親と母親から同じことを何度も言うのは避けたい。どちらかが注意したら、もう片方がサポートするなど、バランスを大切にしたい。

・昔は(自分が子どもの頃は)父親が厳しく母親が しかられた子どもを慰めるというスタイルが多かったが、
最近は厳しくしかりつける母親も多く、子どもとしては父=厳しい、母=やさしいという単純な図式ではなくなっていますね。我が家ではどちらかが叱ったときはもう片方が慰めるようにしています。


・母親にまかせるばかりでなく、夫婦でうまくバランスをとり各々忠告することも時には必要です。夫婦で同じような考え性格で一方的にしつけても息が詰まると思います、人間であり動物的本能もあり条件反射もあり、その子の性格をしっかり見た上でしつけ行動をしているつもりです。

・父親としては母親とは別に最終の子どもの逃げ場所と思っております。ですから、どんなことでも話せる雰囲気と毅然とした態度の両方を兼ね備えておくことが重要かと思っております。といいつつなかなか実践するのは難しいのですが、とにかく愛情を持って、すこし子どもが返事ができない悩みがあってもあたたかく抱擁して、すこしずつでも氷をとかしていけるだけの器量と我慢が必要と感じております。とにかく子どもを愛していることを父親の背中から実感できるようになるようどうすればよいか日夜思慮している最中です。


★たとえ仕事で忙しくても。

・夫の育児も大切です。今は休日半日はご飯を作ったり、どこかに出かけたりと、子どもと一緒にすごしていますが、赤ん坊のころは出勤前にミルクを必ずやってから出勤していきました。触れ合うことは、とても大切だと思っています。また、しつけですが、今の時代珍しい雷親父で、子どもたちには通っています。とはいっても、普段の生活のなで、ごく当たり前のことをしないと怒るだけですが、今の大人ですらモラルが欠けてますからね。片付ける。うそをつかない。約束は必ず守る。などです。勉強もいいけれど、最低限のルールは身につけてもらいたいと思っています。

・私は小学生3人の父親です。先日、新聞に平日にまったく顔を合わせない父子が相当いると書いてあり、異常な世の中だと思いました。私は、平日でも4時間ぐらいは子供と接することができます。やはり、しつけの重要なポイントは親と接する時間が大切だと思います。

・平日は子どもの生活時間と自分の自宅での生活時間が合わないため子どもと顔を合わせること事が少ないので休日には子どもと時間を共有するように努めているが、日頃かまってやれないことから、つい、しつけに関しては甘くなってしまうので反省することが多い。


★夫として妻へのフォローも。

・妻に任せきりになりがちですが、妻のグチを聞くのが大切だと思っています。

・父親は、子どもと一緒に過ごす時間が少なくなりがちですので、家にいる間は、できるだけ子どもと接する時間を多く取りコミュニケーションを取るように心がけることが大切なのではないかと思います。そこで築き上げられた信頼関係により、子どもはたくましく成長するものではないかと思います。休日は平日にできない「妻へのフォロー」も大切です。子どもの成長の動力源は、親子の信頼関係と明るい家族であることだと思います。


★その他

・父親の育児についてですが、父親にしか出来ない育児もあると考えていますが、やはり母親にしか出来ない育児もあります。特に私の家庭は長女が高学年になり、性教育等について教えていかなければなりませんが、この点に関しては女性の体の仕組み等を把握している母親でなければ充分な知識を埋め込む事は困難であります。そこで、家庭の事情等で片親にてしつけをされている方には、非常に大変な環境ではないかと察します。そうした環境におかれた子どもは恐らく友人から情報を得て、対応していると思いますが、子どもへのしつけ等とゆう観点からは、境遇の違う子どもが得るしつけは乏しいと考えます。私は、子どもの危険回避研究所様みたいな組織がそうした環境で育っている子どもへしつけの手助けの情報を発信するなど、今後の活動に大きく期待しています。期待しております。誰もが平等のしつけを受けられる環境作りこそ、子どもの危険回避に繋がると私は考えます。

・2年間(H17,18)小学校のPTA会長を務めていて感じました。最近は昔と違い,育児・しつけに参加されている父親は増えているように思います。しかし,参加数はまだまだ少ないかな?しつけというと難しく感じ,敬遠しがちですが,子どもと共に遊び,その中で社会のルールを教えていくようになればいいと思います。

・女性と違い、男性は力が強いので、何気ないことを子供にしてあげるのも、無意識で強引だったりするので、気をつけるようにしています。しつけは積み重ねなので、辛抱強く繰り返し繰り返し教えるようにしています。




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