「家庭教育・しつけ」に関するアンケート 結果発表

研究所から、メッセージ
 このアンケートには、非常にたくさんの方々にご協力いただき、お蔭様でよいデータを得ることができました。本当にありがとうございました。
 さて、「家庭教育・しつけ」が、子どもの危険回避となんの関係が?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は深い関係があるのです。
家庭教育やしつけによって、子どもの危険回避能力をアップさせることも可能ですし、家庭教育やしつけをしっかりしていくことで、事件や事故に巻き込まれる可能性を低くしてくことも可能なのです。そういった視点から、このアンケートの結果をごらんいただき、今後の育児のご参考にしていただければと思います。

家庭教育・しつけには、パパの力ももちろん必要です。というわけで、パパたちからの貴重なご意見を抜粋しました。ぜひご参考になさって下さい。
(アンケートだけではなく、メールでいただいたご意見も掲載しています。)
「父親の育児について・子どものしつけについて」の男性のご意見抜粋ページ

■アンケート調査の概要

  • 調査期間:2007年3月8日〜3月22日

  • 調査方法:インターネットアンケート(公開型)

  • 回答者数:1,226名(有効サンプル数)


■主な設問内容

  • 子どもの『家庭教育やしつけ』で、悩んだことはありますか?それは、どんなことですか?
  • 子どもの『家庭教育やしつけ』で、誰に相談したり何を参考にしたりしていますか?
  • 『家庭教育やしつけ』において、誰かに相談したり参考にする時、どのような手段を多く使われますか?
  • 子どもの『家庭教育やしつけ』に関して、参考にされた本・雑誌・サイトはありますか?
  • あなたが、自分の子どもに重視している家庭教育・しつけは何ですか?
  • 今までに、他のお母さんが子ども達に接するのを見て、感動したこと、見習いたいと思ったことはありますか?
  • 今、毎日お子さんと、遊びや食事、お風呂・寝かしつけなどの時間を通して、十分に時間を共有できていると感じていますか?
  • 日々の生活の中で、お子さんに、家庭教育やしつけを十分行えていると思いますか?


■調査結果 INDEX

(すべての統計結果は膨大なものであるため、みなさんに参考にしていただけると思われる部分を抜粋して発表させていただきます。)

  1. 子どもの『家庭教育やしつけ』の悩みの具体例
  2. 他のお母さんの子ども達への接し方で、感動したこと、見習いたいと思ったことの具体例
  3. 「父親の育児について・子どものしつけについて」の男性のご意見抜粋ページ


 

■まとめ

 今回のアンケート調査は、当初有効回答者数400を目指し行われましたが、最終的には、2週間で1,226件の有効回答を得ることができ、ネット上での「家庭教育・しつけ」というテーマへの関心の高さがうかがえる結果となりました。
 アンケートの結果を見てみると、「家庭教育」や「しつけ」については、父親より母親が、より不安を抱えているという傾向があることがわかりました。母親だけに育児の負担がかかりすぎないよう、父親の育児参加も大切ですね。このことにより、虐待防止などにもつながっていくではないでしょうか。ぜひ、「父親の育児について・子どものしつけについて」の男性のご意見抜粋ページ をご参考になさっていただきたいと思います。
 また、 「悩みを誰に相談するか?」では、「友人」「両親」「夫・妻」等直接誰かに相談する人が全体の6割で、子どもの年齢が0〜2歳の女性は、27.1%の人が「育児雑誌」「本」「サイト」「ネット・掲示板」などの二次情報に頼る傾向が明らかになりました。これは、子どもを通じての子育て仲間や友人がまだいないため、この時期の母親にとって「ネット・掲示板」は、直接誰かと情報が交換できる一次情報を得られる場として重要な位置を占めているからだと思われます。このように、様々なメディアを利用して情報収集している保護者の方々のために、当研究所としても有益な情報を提供し続けていければと思っています。




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