スリングについての体験談

・ スリングはベルトや足を入れる場所があるわけではなく、ただの布で抱っこしているので子どもが成長して動きが大きくなってくると脚や頭が出ていることがあり、買い物中などは物や柱にぶつかりそうになったり、落ちそうになったりでドキッとしました。
・ スリングをして両手で荷物を持って玄関に出ようとしたら、子どもの頭がスリングから少し出ているのに気付かずぶつけそうになってしまいました。
・ スリングで買い物をしている人がいて、見ている間にずれてしまって、赤ちゃんの首が変な方向になっていました。
・ スリングを手で支えず肩からぶら下がった状態だった。
・ スリングで抱っこして歩いていると何かにつかずいて前のめりにこけそうになりました。
・ スリングは抱っこをしているときにたまに不安定になる。小さいときは便利だったが動き回るようになったら不便になった。
・ スリングで自転車に乗っているのを見た。
・ スリングで子どもがお母さんのお腹辺りでぶらぶらしていて危なそう。
・ スリングを使用中つい添えている手を離してしまい、何度かお尻から落としそうになった。
・ スリングの輪がするするとずれてしまい、子供が床すれすれになってしまった。
・ スリングを立ちながら使おうと、子どもを抱っこしていれるときにすり抜けてしまって落ちそうになった。
・ スリングの長さ調節が難しい。赤ちゃんを入れた状態でひもの長さを調節するのでオチそうで怖い。
・ スリングの金具が割れてしまったのを見たことがあります。

スリングの利点としては
@新生児から使用できる。
Aコンパクトである。
B帯状の布なので授乳の際に隠したり、赤ちゃんが眠ってしまったときの毛布代わりに出来る。
C横抱っこ、縦抱っこ、おんぶに使用できる。
D赤ちゃんとお母さんが密着するのでぐずりにくい
といったものが挙げられます。

★しかし、今回のアンケートからはその危険性も指摘されています。
@抱っこの高さやひもの調整がしにくい。
A頭をガードするものがない。
B強度に不安がある。
Cぶらぶらしている。
D落ちそうで怖い。
E赤ちゃんの体勢は大丈夫なのか?などといったものです。

その辺りがまだ皆さん良くわかっていない部分があるようで今回のアンケートでもスリングに関する質問が多かったように思います。スリングの正しい使い方や赤ちゃんの体勢、安全性や強度、耐久性を知りたいという意見が多く見受けられました。

 スリング利用者の声で印象的だったのは「スリングの正しい使い方がしっかり広まっていない為、リング有りのスリングを高い位置に来るようにしっかりテール部分を引っ張って使っておらず、赤ちゃんの位置がだいぶ下のほうの人を良く見かけます。もっと上のほうで抱っこしたらもっとラクだし、赤ちゃんの安全のためにもなるのにと残念に思います。個人で出来ることには限界があるのでこのアンケートを元に正しい抱っこひもの使い方を啓蒙していただけるとありがたいです。スリングが単に危ない、信頼できないグッズと位置づけられないように切に願います。」というものでした。




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