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>>チャイルドシート takata04-neo 第3回レポート
モニターの「なおこ さん」「オレンジ さん」「かっちゅ さん」が、しっかりモニターして下さいました!

なおこ さん / オレンジ さん /かっちゅ さん
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モニター★かっちゅ さん 第3回レポート
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取り付けがシンプル
★取り付けが簡単でわかりやすい

★シートサイズがゆったりめで、子どもも快適そうだった。


 カーシートの基本である「軽い」「低重心」「取り付けがシンプルでわかりやすい」の3大要素の内、取り付けについては、シンプルでわかりやすいと思いますが、重量がかなりあり、サイズも大きいことから、車内への出し入れは非常に大変です。しかしながら、レバー操作によるシートベルトの締め付けは楽です。

 「低重心」については、若干腰高な印象を受けますが、安全試験の結果が問題なければこれは気にしなくても良いかなと考えております。

 シートのサイズがゆったりしているため、着座感は良好なようです。ただマイナスの要素として、乳児にはかなり囲まれ感があるようで、シートに座りたがらない傾向がありました。しかしながら、子どもがシートや寝た姿勢になじめずに苦労することについては、子どもを慣れさせるしかないように考えております。



要望

★説明書をいつでも見ることができるように → 座面の後ろにポケットがほしい

★もう少しコンパクトサイズ&ローコストになれば嬉しい

★取り付け時にリクライニングが固定になってしまう → 切り替えが簡単にできればよい

 設置した状態で気付いた点は、両サイドにポケットが設置されているのに、説明書が入らないのが不満です。説明書は別の場所に保管すると、いざ見たい時に中々見つからなかったりするのでシート内に保管できるのが理想です。シートのサイズが大きいので座面の後ろにでもポケットを設けては如何でしょうか。

 また、ポケットはリクライニング位置を2,3にすると開閉不可となるため、設置の意味合いが不明でした。ただ開いたスペースに蓋を付けただけであれば省スペース化を優先するほうが望ましいように思いました。

 我が家では、第一子が誕生した際にクーペからワゴンに車を買い換えましたが、実際に使用してみると、家内から車が大きくて運転できないとの苦情があり、やむを得ずコンパクトカーに買い替えを行いました。カーシートの利用を考えて車を買い換える方も冗談ではなくて本当に増えてきているようですが、現実問題として、使用出来ない車を維持するのは不可能だと思いますので、実際の使用方法にあった車を購入するしかないものと思います。

 我が家は、現在のところ子ども二人ですが、セダンタイプでは後席にチャイルドシートを1台載せると、横に大人が二人乗るのは厳しくなりますので、人を乗せること等も考えると、座席数の多い車でないと家族総出での外出も難しくなります。そう考えるとミニバンかワンボックスしか選択肢がなくなるかもしれませんが、家内の運転スキルなどを考慮しますと、それもまた無理なのかなと悩みは尽きません。ミニバンの場合、座席数は多いですが、チャイルドシートによっては適合する座席が2列目だけという場合もあるようです。これは、3列目が補助的シートで条件が特殊なことが多いことによるようですが、チャイルドシートを2列目につけたとき、シートスライドは使えなくなります。更に、3列目のシートへの乗り降りはどうなるか、検討する必要がでてきます。

 せっかく安全志向でベビーシートを購入しても、すぐに小さくなってしまう。これは子どもが成長することにより当然なことです。ただ購入する側の希望としては、なるべくローコストであることが優先されるように思います。

 日常的に使いやすく、安全性が高い商品を安価に作ることは、非常に困難が伴うと思いますが、チャイルドシートの設置を最優先して車の形状が決まってしまうようなことにならないように、なるべくシンプルでコンパクトなサイズで安全基準を満たす商品を開発していただく事を希望します。

 前向き取り付け時にリクライニングが固定となるので、子どもが寝ているとき、起きているときで切り替えが出来ないのが残念に思われました。

タカタ様よりメッセージ
 takata04-neoの開発では、後ろ向きに設置した際の角度を重視して、2段階に調節できるようにしました。
前向き設置の際の角度調節については、市販車後部座席の多くが後傾の角度がついている為、取り入れませんでしたが、かっちゅさんのご意見は、今後の商品開発に取り入れていきたいと思います。

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